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2019.12.25お知らせあえて凍結口座のまま残しておく手もある

意外かもしれませんが、あえて口座を凍結させ、そのまま残しておいた方が良い、という場合もあります。
これは、その口座のキャッシュカードや通帳・印鑑を持っている人物に、勝手にお金を動かされないための用心です。
遺産の額が大きい、あるいは相続人が多く、権利関係が複雑に入り組んでいるような場合には、遺産のたとえ一部でも個別に動かしてしまうと、後の処理で非常に手間がかかることがあります。
また、あまり考えたくないことですが、数多くいる相続人の中には、良からぬことを考える者もいないとは限りません。
そうした可能性を排除するためには、故人が亡くなったと同時にそれを金融機関に告げ、口座を凍結してもらうのです。
そして遺産分割協議をじっくりと行い、その上で凍結された預貯金の分配にかかるのです。
故人の口座以外の場所に、ある程度の現金があり、当座の諸費用はそれで賄えるというのなら、こうした方法をとるのも良いかもしれません。


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