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2019.11.29お知らせ銀行口座の凍結とは?

口座名義人の死亡を金融機関が確認すると、その人名義の銀行預金口座はすべて凍結され、お金の出し入れに制約がかかります。複数の口座を持っていても、同じ金融機関であれば同様です。
ただし、これは決して「死亡届を出すと金融機関に通知が行く」というわけではありません。
各金融機関はそれぞれの情報源…たとえば新聞のおくやみ欄などから亡くなった方の情報を得て、口座凍結を行っています。
ですから誰かが亡くなってから実際に口座が凍結されるまでには、ある程度のタイムラグが発生します。
また金融機関によって若干の時間差はあるようですので「A銀行では凍結されていたがB信用金庫ではまだ凍結されていなかった」ということも起こるようです。
口座凍結は一度行われてしまうと、それを解除するということができず、一切のお金の動きが基本的に止められてしまいます。
公共料金やクレジット、ローンの引き落としなども止まってしまいますから厄介です。
ただし葬儀費用に限っては、凍結されていても引き出しに応じてくれることがあります。
この場合の手続きは金融機関によって異なりますが、葬儀費用の見積書の提出を求められることもありますから、事前に準備しておくと良いでしょう。

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