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2019.09.15お知らせ相続人全員が揃わない遺産分割は無効

遺族の側から見ると、亡くなってから「実は子どもがいた」などということになれば、心穏やかではいられないでしょう。
故人に対しては「裏切られた」という思いも湧くでしょうし、突然現れた子に対しても「今ごろ出てきて…」という感情を持つかもしれません。
そのため「あいつ抜きで、遺産分割をしてしまおう」などという話も飛び出すかもしれません。
しかし、非嫡出子が故人の認知を受けた子であれば、正当な相続人です。
その正当な相続人を排除して行われた遺産分割協議は認められていませんし、その結果も無効となります。
もしも後日、非嫡出子からの申し立てがあれば、あらためて遺産分割協議を行わなくてはならないのです。
きちんと通知をして協議に参加してもらわねばなりません。


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